【Q&A】白髪ぼかしとメッシュはどう違うの?

最近SNSや雑誌やネット記事よく聞く白髪ぼかし。

それって、“メッシュ”と何が違うんでしょうか。

今日はデザインの種類について解説していきたいと思います。

そもそもメッシュって?

2000年代によく聞いたメッシュ。そもそもどんなデザインのことを言うのでしょうか。

mèche[メッシュ]

  • メッシュ (髪型) – 髪型の一つ。
    • 男性においてはフォーマルなシルエットの中に櫛で編み目のような規則的な模様をつけていくスタイル。また、ヘアカラーにおいて、髪の一部を別の色に染色、脱色したものもメッシュとよぶ。フランス語のmècheに由来する。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5

Wikipediaで検索するとこんな風に出てきました。

 

意外と広いメッシュの定義

言葉本来の意味からすると、ハイライトも全てメッシュに該当します。最近のハイライトの多くはブリーチを使用しますが、定義からするとブリーチを使用する・しないは関係なく、色の違う部分があればメッシュということですね。

沢山あるブリーチデザイン

色の違う部分があるとメッシュと言われると、実際美容室でなんとオーダーすればいいか迷ってしまいます。沢山あるデザインの中でどれが白髪が目立たなく出来るかも一緒に解説していきます。白髪の目立たなさを☆5つで示していきます。

・全頭ブリーチ

白髪の目立たなさ:★★★★★

単語としてお客様にはあまり馴染みがないかもしれませんが、全頭ブリーチは全体をブリーチすることを指します。

普通のアルカリカラーの領域では出せない明るさを出せる為、一番髪全体に透明感が出ます。

90%以上白髪の方は、この位全部が明るいとどこが白髪か見分けがつかなくなります。

ちなみにこれは全て色が一緒ですのでメッシュではないですね。

30代位〜のお仕事や日常で自由が効く方、50代位〜の長年のスタイルに飽きてしまった方、40代以降の男性などが多く、イメージチェンジが多い傾向です。

いくら白髪が目立たなくなると言っても実践できる方が少ない為、白髪でお悩み世代に実際オーダーされる事は少ないです。

・立体感ハイライト

白髪の目立たなさ:白髪比率によるが★★★☆☆

立体感ハイライトと言っても様々ですが、近年SNSで人気のスタイルです。

アルミホイルを使う事が一般的で、線状に髪を拾って部分的にブリーチしていきます。

明るい部分と暗い部分が筋になって現れる事で立体感が生じる王道のデザインカラーです。

NYが本場で、日本でもかなり一般的になってきました。

白髪は一本一本まばらに生えてくる為、線状に明るい部分を作ることは白髪を目立たなくするのに適しています。

ただ美容師それぞれにやり方がある事と、線の入れ方を均一にデザイン出来ないとスタイルとして美しく仕上がりません。

著名人がやっていたり、白髪ぼかしの始めの対策として雑誌などでもよく紹介されている為、挑戦されやすいデザインです。

全頭ブリーチに比べばっと明るく見えないので入れ方次第で派手にもなりません。

ちなみに一般的にメッシュと言うとこのデザインが連想されやすいかと思います。

30代以降男女問わず、デザインを強調したり馴染ませたりする事が可能な為様々な方にオーダーされやすい傾向です。

【Growsの白髪ぼかしハイライトはこのデザインに該当します!】

・グラデーション

白髪の目立たなさ:☆☆☆☆☆

実際のオーダー:5%以下

名前の通り根本から毛先にかけてグラデーションになっているデザインです。この画像はブリーチしてありますが、ブリーチせずにグラデーションする事も可能です。

当然根本から毛先にかけて明るいデザインですので、根本は暗くする必要があります。

根本が伸びて来た時に、リタッチ部分が目立ちにくい事がメリットですが、白髪のある方は黒髪に白髪が目立ってしまう為、白髪の目立たなさは☆0とさせて頂きました。

ブリーチをするような若い世代に人気の傾向があり、30代以降の方のオーダーは少ない傾向があります。

最近では裾カラーと呼ばれる事もあるようです。

 

・バレイヤージュ

 

白髪の目立たなさ:★★☆☆☆

ハイライトと見分けがつけにくいですが、根本が暗く、毛先全体が明るくなっている事が特徴です。

グラデーションカラーとハイライトが合わさったようなイメージです。

全頭ブリーチをすると根本が伸びて来た時にプリンになりやすい、なるべく間をあけてカラーリングしたいといった方にオススメのデザインです。

グラデーションカラーに比べると明るい筋が入っている為、白髪は目立ちにくくなります。

ただデザインの構成上根本は暗くする事が多い為、白髪ぼかしとは言えません。

最近見かけるようにはなってきましたが、一味違ったデザインです。

比較的白髪が少なく、30代〜40代のお洒落にカラーリングを楽しみたい方がオーダーされる傾向です。

派手に見えやすいというのも特徴です。

ちなみにメッシュに該当しますが、メッシュと言われてこのデザインは中々連想されにくい、全体に繋がりのあるカラーデザインです。

・インナーカラー

白髪の目立たなさ★☆☆☆☆※応用可能

髪の毛の内側(多くは耳下)だけ色を変えるカラーリングです。

表面色との差をつけられた方が、内側部分が強調されやすい為、多くはブリーチを用います。

頭の内側全てをブリーチしているとインナーカラー、耳の裏に一筋入れるとイヤリングカラー、ピアスカラーと呼ばれたりもします。

白髪が目立たないかという点では、多くの方は頭頂、フェイスラインに白髪が目立つ事が多い為、あまり効果が期待出来ません。

応用可能というのは、お顔周りの白髪が塊で気になってしまう場合には、部分的にブリーチを施して目立たないようにする事もできます。

フェイスフレーミングと呼ばれるデザインは、

お顔まわり一線をブリーチする為、ピンポイントで白髪が気になる場合に応用可能です。

デザイン性の高いものですので、モードな印象に見られやすいかもしれません。

クリエイティブな白髪ぼかしです。

部分でブリーチする為、メッシュの概念にも近いデザインです。

鬼滅の刃の影響でカラフル色のオーダーも増えました。

入れる場所と面積によっては隠す事も出来るので、どちらかというとファッション感覚の白髪ぼかしです。

ポイントで始めやすい事もありどの世代にも需要があります。

白髪をぼかせるメッシュは細くて細かいハイライト

細かく説明させて頂きましたが、ポイントは白髪が一本一本頭の全体に広範囲に生えてくるという事です。

出来る限り細く、沢山ハイライトを規則的に入れる事で全体に透明感が生まれ、白髪が目立たなくなります。

一般的にメッシュと言われて想像するような、筋が太めのデザインは白髪ぼかしには向きません。

白髪を目立ちにくくさせたい方におすすめな白髪ぼかしハイライト

今までの画像と比べると、よりナチュラルに、馴染みやすいデザインに拘っているのが…

【Growsオリジナルのお客様一人1人に合わせた白髪ぼかしハイライトです。】

画像は9〜10トーンのアッシュベージュに染め上げています。

このように黒髪より少し明るいくらい6〜7トーンのナチュラルブラウンにする事も可能です。

こちらは8〜9トーンのブラウンベージュです。

どの仕上がりもハイライトの部分がパキッと目立っていないのがお分かりいただけるでしょうか。

【Growsの白髪ぼかしハイライトはよりナチュラルに、ご自身の白髪を活かしていきながら生えてきた白髪を目立ちにくくするオリジナルのデザイン】

毎月の白髪染めをしてもすぐに根本が目立ってしまうという実際のお客様の多くの声から生まれた独自の手法で、髪一本一本をデザインしていきます。

世の中に沢山ある白髪ぼかしのデザインを試してみたいけれど勇気がいる。

そんな方にぴったりのデザインです。

実際の施術事例はInstagramに随時更新しておりますので是非一度一度ご覧下さい。

メニュー/料金

白髪ぼかしカラー体験コース(施術時間:3時間半)

料金:19,800円(税込)

まとめ

Growsオリジナルの白髪ぼかし技術は、数あるデザインの中から白髪を目立ちにくくする為に生み出したものです。

気になる方には是非一度お試し頂きたい自信作です!

今回は、昔からあるメッシュと呼ばれるデザインの白髪ぼかしにおいての向き・不向きを実際のお写真と共に解説してみました。

白髪でお悩みの方の美容室でのオーダーの参考になれば幸いです。

それぞれのデザインにメリット、デメリットがありますが、どれもお洒落に白髪染めやカラーリングを楽しみたい方にぴったりですので、白髪も前向きにデザインしてヘアスタイルを楽しんでみられませんか?

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